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ロングドライブ点検

2018.04.10

甘く見ると トラブルで 悲惨な連休に!

ゴールデンウィークは、ドライブのベストシーズン。

各地に、出かける予定の人も、多いだろうが、
出先で、クルマが、トラブルを、起こすと、
楽しいドライブも、暗転、台無しに……。

JAFの発表に、よると、
1昨年のゴールデンウィーク(2016年4月29日から5月8日)のロードサービスの出動件数は、1日平均6796件(全国で6万7960件)。


なんと、約12.7秒に1件の出動要請が、かかっている という計算になる。

その救援依頼内容を見てみると、

高速道路では「タイヤのパンク(バースト、エア不足)」が、ダントツで、982件(高速道路全体の31.11%)、
次いで、「燃料切れ」の346件(高速道路全体の約10.96%)、


3番目が、過放電バッテリー(バッテリー上がり)で、241件(7.6%)。

一般道では、過放電バッテリーが1位、
2位が、タイヤのパンク、
3位が、キー閉じ込み と、なっている。
 
 

とくに目立つ、タイヤのトラブルに関しては、異物を踏む以外、

事前の点検で、ほとんど、防ぐことが、できるので、
ロングドライブの前には、必ず点検しておこう。


 

もっとも重要なのは、空気圧のチェック。

単純に考えて、車重1トンのクルマなら、

1本のタイヤあたり、250㎏の重さを、支えていることに、なる。

 

しかし、学校の校庭や、公園の遊具のタイヤのように、
空気の入っていないタイヤは、


子どもが、飛んだり、跳ねたり、するだけで、ペコペコに、動く。

タイヤは、十分に、空気が、入っている状態で、はじめて、高荷重に、耐えられるので、空気圧不足は、大きな トラブルの元。



高速道路に、乗る前には、必ず4本とも、

メーカー指定空気圧(ドア付近のシールに書いてある)に、合わせ、

タイヤの溝と、摩耗状態、ひび割れの有無なども、しっかり、確認。



1本だけ、空気圧が、低ければ、パンクなどの可能性が、大きいし、

また、パンクなどのトラブルが、なくても、

空気圧は、1カ月に、10~20kPaの自然に、低下するのが、普通。

 

空気圧が、低いと、タイヤのたわみ(変形)が、大きくなり、

変形が、大きいと、タイヤが、発熱し、

タイヤの表面のゴムが、剥離したり、最悪、バーストしたり、することも!

 

こうしたトラブルは、指定空気圧よりも、30-40kPa低下すると、

発生リスクが、急激に、上がることが、わかっている。

 

つまり、前回の空気圧の点検から、2~3カ月、経過しているクルマが、

そのまま、高速道路で、高速走行を、続けると、

かなりの確率で、タイヤトラブルが、発生すると、いうわけだ……。

したがって、空気圧の調整は、非常に、重要。

 

ポイントは、走行直後のタイヤが、温まった状態で、なく、

できるだけ、タイヤが、冷めている状態で、指定空気圧に、合わせること

(熱で、タイヤ内の空気が、膨張するため)。

 

どうしても、しばらく、走行した後で、エアチェックを、行う場合は、

指定空気圧より、110-115%、高い数字に、合わせるように、する。

 

さらに、「めったに、空気圧なんて、見ない」という、ズボラの人も、

あらかじめ、5-10%程度、高めに、設定しておくほうが、安全だ。

 

空気圧の点検は、ガソリンスタンドや、ディーラー等で、無料で、気軽に、お願いできるし、

セルフのスタンドでも、店員に、頼めば、やってくれるので、できるだけ、1カ月に、一度、理想的には、給油するごとに、チェックしたい。



あとは、ヘッドライトや、ブレーキランプ、
ウインカーなどの電球が、切れていないか、


オイルの量、ウインドウォッシャーの量、クーラントの量(漏れの有無)、

ブレーキフルードの量なども、点検しておきたいところ。

 

全部、チェックしたとしても、10分も、かからないので、お出かけ前には、洗車でも、しながら、

車体の外まわり(灯火類とタイヤ)と、エンジンルームを、一通り、

目視で、確認することを、おすすめする

(洗車だって、立派なメンテナンスだし、
洗車中に、異変に、気付くことも、けっこう、多い)。


面倒な人は、当店の無料点検メニューを、
上手に、使うのが、一番かもしれない。




たとえば、オイル交換の際に、

「今度、遠出を、するので、気に、なるところが、あったら、教えてください」と、一言付け加えれば、

「10ポイント無料点検」として、以下の10の項目を無料で点検している。

 

タイヤの溝と、摩耗状態、空気圧

ワイパーゴムの状態

リザーバータンク内のクーラント液量

ウインドウォシャー液の量

バッテリーの状態

ファンベルトの状態

エンジンオイルの量

ブレーキオイルの量

マフラーの状態

ドライブシャフトブーツの状態

DIYで点検するときも、これらの項目を、チェックすれば、トラブルを、かなり未然に防げるはずだ。とくに、バッテリーなどは、専用のテスターで、点検するのが、一番なので、定期的に見てもらおう。



故障しなくなった、と言われる最近のクルマだが、

メンテナンスフリーに、なったわけでは、ないので、
クルマへの気配りを、忘れずに、


トラブルを、未然に、防ぎ、
連休中も、どうぞ、快適で、楽しいドライブを。

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